松下幸之助の「パワーワード」を毎晩浴びている

ところで、私は、経営コンサルタントですが、自分では「経営者のコーチ」だと思っています。経営者に対し経営者としての能力を高めていただくお手伝いをしているわけですが、考え方や姿勢をお教えする立場から、自分がぶれないことを心がけています。

私がぶれると多くの方に迷惑をかけるからです。

経営コンサルタントとしてだけでなく、11人の小さな会社の経営者としても同様です。そのために、私は東京の自宅にいるときは、必ず寝る前に松下幸之助さんの『道をひらく』を数ページずつ読むようにしています。

そういう読み方でも、年に5回くらいは読めます。それをもう25年近く続けていますから、同じ本を100回以上読んだと思います。それにより、松下さんの考え方を身に付けるとともに、自分のぶれを修正しているのです。

いずれにしても、パナソニックの経営陣や社員だけでなく、多くの働く人が正しい考え方を身に付け、それによりビジネスや人生を成功させてほしいと願っています。

経営コンサルタント 小宮一慶(こみや・かずよし)
1957年生まれ。京都大学法学部卒業後、東京銀行入行。86年米ダートマス大学経営大学院でMBA取得。帰国後、経営戦略業務などに携わったのち、岡本アソシエイツ取締役就任。96年小宮コンサルタンツ設立。企業経営の助言の他、講演や執筆も。最新著は『松下幸之助 パワーワード ―強いリーダーをつくる114の金言』(主婦の友社)、『小宮一慶の1分で読む!「日経新聞」最大活用術 2015年版』(日本経済新聞出版社)、『No1コンサルタントが教える 20代の後悔しない働き方』(青春出版社)、『一流に変わる仕事力』(中経出版)など。
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