親の仇のように下請けにつらくあたる

【佐藤】でも、金遣いが荒いよりケチなほうが問題じゃない? 特に男! 私の後輩の女の子で、すごくケチな男とデートした子がいて。飲み会で出会って、デートに誘われて、それなりにステキなフランス料理のお店に連れて行ってくれたらしいんですよ。で、会話も食事も楽しくて、いざお会計になったら……。

【渡辺】割り勘にされたとか?

【佐藤】そのほうがまだマシですよ。金額を見て、おもむろに「ところで、年収はどれくらい?」って聞いてきたんですって。お会計と何の関係があるんだろうと思いながら「400万円くらいかな」って答えたら、「僕は600万円くらいだから、2対3ね」って言われて、ざっくり“年収割り勘”されたらしいんですよ。

【鈴木】ありえない! そんな人がいるなんて。いい大人なんでしょ?

【佐藤】35歳くらいだったかな。もう、信じられないですよね。もちろん、次はデートしなかったそうです。

【田中】でも、仕事でも親の仇みたいに下請けに余計な負担をかけたり、つらくあたったりする人っていますよね。会社のことを考えたら悪いことじゃないんだろうけど、自分の部下でもないのに、よくそんなに厳しくできるなって引いちゃう。

【渡辺】そういう人って、きっと仕事はあんまりできないから、「経費削減!」とか、「会社のためにクレームつけた」みたいなところで上司の点を稼ぎたいんだよ。

【田中】あー、そうかもしれない。本当に仕事ができれば、そんな小さいことはどうでもいいんですけどね。

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