ひた走る“タンパク質街道”

さっそくその日の晩から、タンパク質をとろうとトンカツ屋で豚肉の生姜焼き定食を頼む。トンカツは脂っぽいのでパス。キャベツを山盛りにしてもらい、ご飯は2口で我慢する。翌朝、体重を量ってみると46.6kgだった。自宅の体重計は10年前にクレジットカードのポイントで交換したタニタ製だが、機械によって誤差が出るようだ。でも、日々の変化が確認できればいいので気にしない。

朝食用に豆腐とワカメの味噌汁に、残っていた小松菜と卵を入れて温め直す。それでお腹がほぼ満たされたら、ご飯を3口ほど。そしてサプリメントを飲む。2種類あるうち「NB comp A」は疲労回復で有名な「アリ○○○」に近い臭いがして、正直言ってボクにはつらい。心の中で「良薬は口に苦し」と言い聞かせる。

日中、酒席のお誘いメールが入ってきたので、「ヨッシャ、居酒屋食事療法の実践だ」と出かけることに。乾杯はビールの代わりにハイボール。それから焼酎のお湯割りを5杯ほど。つまみは、鳥わさ、黒豚の網焼き、冷や奴と“タンパク質街道”をまっしぐら。箸休めはホウレンソウのおひたしだ。おっと、目の前でツレがうまそうに熱燗を飲み始めやがった。注いでやるのはやめよう。寂しそうなツレ。

その腹いせか、店を出るとツレが「締めのラーメンでも」とのたまう。「チェッ、炭水化物のかたまりじゃないか」と腹の中で悪態をつきつつ、「今日はお腹がいっぱいなので帰るね」と言って家路につく。正直に言うと、後ろ髪はぐいぐいと引っ張られていた。

なんだかんだいって、溝口院長の言いつけを守りながら3週間がすぎた。体重は途中アップダウンすることがあったものの、いまでは46.0kgで前後し、確実にダウントレンドをたどっている。だからといって、体がだるいということもない。ベルトの穴が右に1つズレた分だけ体が締まって、むしろ動きやすくなった感じだ。

サプリも慣れてきた。実は「このサプリをがっつり飲むと、お酒をおいしくたくさん飲めるようになる人と、少しの量でもすごくいい気持ちになる人が出てくるんですよ」という溝口院長の言葉が心の支えになっている。どうせなら前者がいいなぁと欲張りなことを考えながら、今日も言いつけを守るボク。120歳まで生きられるかなぁ。

(加々美義人=撮影)
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