数百万円単位の
コスト削減に貢献


図1

社員、管理職、経理担当それぞれにメリットを提供する「楽楽精算」。経費精算にかかる時間をコストに換算して、その削減効果をラクスが試算した結果は図1のとおりだ。社員100人の会社で年間200万円超、社員300人では500万円超のコストダウンを実現する。中小企業にとっては大きな数字だろう。

導入企業からは「これまで4日ほどかかっていた精算業務を1日に短縮できた」「5人でやっていた精算業務を二人でできるようになった」といった声が上がる。一方で、「サーバーを用意する必要がなく、情報システム部門にも負担がかからない」とクラウド型システムであることへの評価も少なくない。クラウドであれば、ユーザーは外出先でも利用可能。運賃改定や新路線の開通があっても、情報はラクス側で更新するため、ユーザーは常に最新のシステムを使うことができる。これなら、専任の情報システム担当がいない中小企業でも安心だ。

導入にあたっては、インターネット接続環境があれば特別な準備は必要ない。入力項目や帳票の書式をユーザー側で柔軟にカスタマイズできるため、既存の業務フローを変えずに済むのもうれしいポイントだ。もちろん、カスタマイズに追加費用はかからない。サービスの利用料金は、初期費用10万円で、月額3万円~。無料トライアルも用意されており、リスクなくスタートすることが可能だ。

ラクスでは「楽楽精算」のほかにも、請求書など紙で郵送している帳票をWEB化し、コスト削減および業務効率化が実現できるWEB帳票発行システム「楽楽明細」をはじめ、多様なサービスを提供している。これらを上手に活用し、隠れた無駄を取り除くことで、中小企業はまだまだ業務改善を進められるはず。そしてそれは、社員が“本来の業務”に集中する時間を確保することにつながっていく。

繰り返しになるが、一人の変化が大きな意味を持つのが中小企業。日々の当たり前の業務の見直しが、さらなる成長のきっかけとなるに違いない。