デキる人は直感を信じ、邁進する

習慣3. 心の声に敏感になる「直感に従う習慣」

直感は「やりたいこと」に導いてくれるナビゲーターです。やりたいことで生きている人は直感に従う習慣を持っています。

これをやった方が得だから、あとで役に立つから……。こういう算段よりも「ワクワクするから」「楽しそうだから」と感情的判断で動くのが特徴です。感情に素直と言ってもいいでしょう。

直感とは、私なりの定義で言えば「考えることを手放して、ただ感じることに集中した時にわき上がってくるメッセージ」。

私の一番のメッセージは、「やりたいことは自分の心の中にある。あとはそれを知るだけ」。

直感は、言葉より感情・感覚を通じてやってきます。だからこそ、曖昧で無視しがちなものでもあります。あまりに無視しすぎると、直感の力はどんどん弱まってきます。

好きなことをやる、楽しいことをやる。

ちょっとしたことでいいので、毎日直感に従う習慣を続けると、WANT感性はどんどん磨かれていきます。

以上、2回にわたってやりたいことが見つかる習慣をご紹介しました。

それぞれにたくさんのワークや解説しきれていない部分もあるので、詳しくは拙著「やりたいことが見つかる3つの習慣」(日本実業出版社)をご参照ください。

それでは、あなたのやりたいことが見つかるヒントになれば幸いです。

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