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働く女性の気になるおカネ

いまさら人に聞けない「保険のキホンのキ」

PRESIDENT WOMAN Online 著者プロフィール
有山 典子 ありやま・みちこ
マネージャーナリスト

有山 典子

証券系シンクタンク勤務後、専業主婦を経て出版社に再就職。ビジネス書籍や経済誌の編集に携わる。マネー誌「マネープラス」「マネージャパン」編集長を経て独立、フリーでビジネス誌や単行本の編集・執筆を行っている。ファイナンシャルプランナーの資格も持つ。

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マネージャーナリスト 有山典子
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保険金が多くて貯金もできる保険がほしい!?

結婚したばかりの優子さん(32歳)は、親から「結婚したんだから保険ぐらい入りなさい」と言われて、保険への加入を検討しています。

「旦那さんに何かあったとき、たくさんお金をもらえるといいよね。それに、保険って満期金があるっていうし、貯金にもなりそう。でも、毎月の支払いは安いほうがいいな……どんな保険がいいか、駅前の保険ショップで聞いてみよっ」

さて、保険ショップに行ったら、優子さんの思うような保険が見つかるでしょうか?

保険ショップに行く前に希望を整理しましょう

今、街角ではたくさん保険ショップをみかけます。保険ショップに行けば、プロのアドバイザーが相談に乗ってくれて、その人の状況や希望を聞いたうえで、ふさわしい保険を紹介してくれます。また、特定の会社の商品だけを勧めるのではなく、多くの会社の商品を比較して選べるのも、保険ショップのメリットです。

でも、優子さんが今、保険ショップに行ったらどうなるでしょう?

今、優子さんには「なぜ保険に入りたいか」というはっきりとした理由がありません。「なんとなく、保険がいいみたい」というだけ。それでは、保険ショップのアドバイザーも、何をアドバイスしていいか困ってしまいます。

運よく優秀なアドバイザーにあたれば、優子さんの家庭状況や希望をひとつひとつ聞きだして、本当は何を望んでいるのかを確かめたうえで、適切な商品を選んでくれることでしょう。

でも、保険ショップだって商売です。商売として何で稼いでいるかといえば、それは、保険会社から受け取る手数料収入。だから、保険ショップのなかには、手数料が高い保険を売って儲けよう、というところもないとはいえません。運が悪ければ、役に立たないのに保険料だけ高い、困った保険を買わされることも。

まずは、「なぜ保険に入りたいか」という希望をはっきりさせましょう。「夫が亡くなったときに保険金を受け取りたい」「貯金の代わりになる保険に入りたい」「子どもができたときに学費を貯められる保険がほしい」「病気やケガのときの出費に備えたい」……など。目的がはっきりすれば、どんな保険が適切かもわかるので、保険ショップに行っても適切なアドバイスがもらえるはずです。

こうして自分の希望を整理してみたら、「保険より貯金のほうがよさそう」ということもあるでしょう。でも、保険ショップは、あくまで保険を紹介する会社です。保険に入るより貯金したほうがいいようなケースでも、「保険に入る必要はありません」とは、まず言ってくれません。そこは、自分で判断する必要があるのです。

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