ペット感覚で「ツバメ」を囲う女

※写真と本文は関係ありません。(写真=Getty Images)

所謂「権力志向の女」は、将来伸びそうな若い男を選ぶ傾向が強いものです。イメージとしては、外見がイケていて、頭の回転が速くて、オフィシャルな場に連れていく程度のマナーを心得ていて……というところでしょうか。名刺を貰うと、驚くような一流企業に勤めている「従い君」もいます。

そんな属性の男は、権力志向の女性に従いはしますが、従属することはありません。一見矛盾するようですが、「従いはするが飼われてはいない」という感じです。お互いに絶妙なバランスを保ちながら交際を続けているところがあります。だから臆せずに女性の意見に異論を挟むし、議論に発展することもある。女はロジカルな議論で男を納得させたいから、男を上回るキレと豊富な知識を備えておく必要があります。金と力があればいいというわけではないのです。ただそうしたハイレンジな女性が恋愛市場に現れることは稀であり、通常の恋愛活動で網にかかることはほとんどありません。

ハイレンジの女性の中には格好をつけて「若い男はペット感覚」と言う人がいますが、内心では相手をリスペクトしています。ただヤるだけのヤリ友なら話は別ですが、真剣な交際となると、やはり男のどこかに「尊敬できる何か」が必要です。

まだ小学生のジャニタレに目をつけて、「○○君担当」と称して成長を楽しむ「成長ゲーム」的な感覚を持つ女性がいます。タレントのオッカケはよく聞く話ですが、これをリアルライフで実現している人がごく少数ですが存在するのです。売れない舞台俳優や、自称芸術家を文字通り「飼って」いるわけです。年上の女性との交際も様々です。