2015年2月6日(金)

今さら聞けない、カフェオレ、カフェラテ、カプチーノの違いとは?

dancyu 2013年2月号

文・山村光春

どこかで聞いたことがある気もするが、あらためて問われるとめっぽう怪しい。そんなあなたはこの機会におさらいしてみてはどうだろう。カフェオレ、カフェラテ、カプチーノの違いを。

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カフェオレはドリップコーヒー、それ以外はエスプレッソがベース

まずはコーヒーの抽出方法。カフェオレが、ネルやペーパーでドリップしたコーヒーを使うのに対し、カフェラテとカプチーノで使われるのはエスプレッソ。すなわち細かく挽いた豆に圧力をかけ、短時間で抽出したコーヒーを使う。ドリップコーヒーに比べ旨味が凝縮し、カフェインの少ない、キレのある味だと言われている。

そして牛乳。まずカプチーノで使われているのは、蒸気でふわふわに泡立ったフォームドミルク(加えるフォームドミルクの量が少量だとカフェマキアートになる)。ややこしいのはカフェオレとカフェラテだ。いずれも温かい牛乳を使うところは同じだが、カフェオレが鍋に入れて火にかけ温めた牛乳のことが多いのに対し、カフェラテは、蒸気で温めた(しかし泡立っていない)スチームドミルクと呼ばれるものを使う。さらに混乱を招きやすいのは、そこにフォームドミルクを混ぜる場合もあることだ。いずれにしろ蒸気で温めると空気を含むため、なめらかな味わいになる。

つまるところ、これらの違いは、ドリップコーヒーを好むフランスと、エスプレッソを嗜むイタリアのコーヒー文化の違いからきている。では日本には何が合うのだろう。そんなことを考えながら飲み比べてみるのも悪くない。

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山村 光春