カラーラベルを使った1日1分以内の記録

「こんなことをして何になるのだろうか?」

1日を振り返ることで、無理なく改善策を考える癖がつくようになる。

と思われる人もいるでしょうが、赤(×)が続けば、どうしたら改善できるか、緑と白のカラーラベルを貼らない日が続けば、どうしたら無理なく野菜ジュースが飲めるようになるか、運動するようになるかを考えるようになるものです。そして、改善のヒントが思いつけばカラーラベルを貼った横に、簡潔にメモしておけばいいのです。

たとえば、スランプで仕事がうまくいかず赤が続いており、その改善策として「まずは無理せず簡単な仕事から始め、仕事のリズムをつくるといいかもしれない」と思ったら、「簡単な仕事から始める」とメモしてみるのです。そのことによってスランプから脱出することができれば、スランプ時の改善策が一つわかったことになります。また、改善策のノウハウとして蓄積していけば、スランプに陥っても、早くスランプから脱出することにつながります。

評価のハードルが高いと感じたら、ハードルを下げてしまってもかまいません。あまりにも赤が続いたり、緑や白のシールを貼ることがなくなったりしたら、続ける気が失せるからです。

たとえば、野菜ジュースを飲むにしても、理想なのはミキサーでつくった生野菜ジュースと決めていても続かないようなら、「コンビニの野菜ジュースでも可」とすればいいのです。運動をするにしても、フィットネスクラブに行くことと決めていても忙しくて時間が取れないようなら、駅でエスカレーターを使わず、「階段を使えば可」とすればいいのです。少しでも改善につながるところから始め、慣れてくれば徐々にハードルの高さを上げていくといいでしょう。

【関連記事】
どうせ続かないのなら、「月間タイプ」の薄型手帳で十分!
リッチな人が2015年の手帳に真っ先に書き込む「数字」
「続かない人」の挫折パターンは3つある
時間を有効活用できる「便利スマホアプリ」10
年収1200万vs400万の手帳の使い方【1】