言葉のかけ方一つで、物事は好転したり、悪化したりする。
それがわかっているからこそ、なんて言えばいいのか悩んでしまう。
誰もが頭を抱えるしつけの問題や相談するほどじゃないけど戸惑う珍場面。ママたちのよくある悩みに人生の酸いも甘いもかみ分けた達人がとっておきの言葉を伝授する。

家事を全く手伝ってくれないとき

言わなきゃ何もやってくれない、「おまえがやったほうが早い」と逃げる……、妻のイライラは募る一方だ。

「『家事で俺が出る幕はない』と思っている夫は本当に多い」と苦笑するのは昭和女子大学学長の坂東眞理子さん。

「悪意があるのではなく、本当に気が利かないのですから、怒ってもしょうがない。出来の悪い新入社員を鍛えるつもりで、『9時までに、このゴミを集積所に持っていってくれるとすごく助かるんだけど』など、夫が間違いなくできることを具体的にお願いしましょう」

「男だってしょせん、操ってなんぼ(笑)」と語るのは、TBS系ラジオ「全国こども電話相談室・リアル!」のラジオDJ・レモンさんこと山本シュウさん。

「『北風と太陽』=『説得より納得』作戦ですよ。『お父さん、手伝ってよ』と強く言われるほど夫はうっとうしく感じます。『○○さんの旦那さんは家事も万能なのに』とよそとの比較は最悪。男のプライドもズタボロです。そうではなくて、『これ畳んでもらえたら、すごく助かるんだけど』とわざとしおらしく、甘えるように頼んでみましょう。畳みだしたら子供の前で『うわ~、パパ、畳むのめっちゃ上手やなあ! ねえ、すごいねえ』『パパ優しいやろ? だから結婚してんで』とアホらしいけど言いまくる。適度に男気とプライドをくすぐってやると、男はよく働きます」

※ほかにもたくさんの「魔法の言葉」を紹介しています。詳しくは、現在発売中の小社刊『プレジデントFamily 2015年冬号』をご覧ください。