2014年12月19日(金)

ワイングラス片手につくれるつまみはありますか?

ワインが楽しくなるQ&A

dancyu 2012年11月号

文・馬田草織 撮影・牧田健太郎 教える人:平野由希子(料理研究家、ワインバー「8huit.」、焼き鳥とワインの店「76vin」オーナー)

「おつまみって、シンプルなもののほうがワインと合わせやすいんです。味の要素が少ないと、相反する要素も少ない。凝った味になると、途端にワインとの相性が難しくなっちゃう。味わいの複雑な、高級なワインほど危険は高い。つまみのせいでワインのおいしさが半減したら悲しいじゃないですか! だから結局は、ワイン片手にパパッと簡単につくれるぐらいのほうが、失敗がないと思います」

というのが、ワインとつまみを毎日楽しんでいる平野由希子さんの答え。

「シンプルな料理といっても、素材そのままの味では、やっぱりワインと合わせにくい。1つ挙げるなら、肉や野菜にハーブやオリーブオイルを加えるのが簡単です。味つけも、塩味をしっかりめにすると、ワインとマリアージュしやすくなります。ワインには、酸やタンニンがある、というのが鍵。素材とワインをつなぐのが、調味料の役割です」

紹介していただいたつまみは、のせるだけ、和えるだけ、炒めるだけと簡単!「自宅で飲み会をするときも、ワイン片手に気楽につまみをつくっていると、なんか楽しそうだからって、調理台に人がワラワラと集まってきます。せっかくメインのテーブルを用意しているのに(笑)。結局は、つまみをつくりながらワインを飲んでいるのがお決まりパターンです」

砂肝のローズマリー炒め

プリッとした砂肝の食感に、にんにくの旨味がじんわり。ローズマリーの香りも鼻に抜けて、食べごたえあり!

【材料(つくりやすい分量)】
砂肝(下処理したもの。5mm幅の切り目を入れる)……150g、にんにく(みじん切り)……1片、オリーブオイル……大さじ1、ローズマリー……1~2枝、塩、胡椒……各適宜
【つくり方】
(1) フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくとローズマリーを入れて弱火にかけ、香りを出す。
(2) 砂肝を加えて火が通るまで炒め、塩、胡椒で味を調える。

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馬田 草織