グループの総合力で
理想的な土地活用を実現
介護・医療事業者とのネットワークや、住環境づくりの技術力。それらグループの総合力を生かせば、多様な地域ニーズに応える高齢者住宅の建築が可能だ。
具体的な事例を紹介しよう。「花憩庵」(岩手県)では、診療所とデイケアを併設したセンターハウスを核に、複数のサテライトハウスを結ぶ地域のケアネットワークを構築。入居者一人一人の健康状態に合わせた医療・介護サービスを提供する。
一方、都市のアクティブシニアから人気を集めているのが「グランドマスト椎名町」(東京)である。積水ハウスグループの積和不動産による長期一括借り上げの物件だ。間取りは1DKから1LDKと、一般的なサ高住に比べて広々としており、入居者からも好評。ゆとりある空間が、セカンドライフを楽しみながら将来へ備えたいという希望を叶える。
さらに積水ハウスは、高齢者が地域で生き生きと暮らせる社会を、住まいの面から提案する。その理念が結実したのが、「マストライフ古河庭園」(東京)である。サ高住と子育て支援住宅を同じ敷地内に設けて、自然と多世代交流できる仕掛けを施している。
団塊の世代が75歳を迎える2025年もあと約10年。高齢者が自分らしく、安心して暮らせる住まいを整備する意味は大きい。そうした意味からサ高住は補助金や税制優遇も用意されており、土地オーナーにとっては、将来の安定収入にもつながる。次世代の社会づくりに貢献する土地活用のあり方を、積水ハウスとともに考えてみてはいかがだろうか。
「積和グランドマスト株式会社」
高齢者が安心・安全に暮らせる住まいへのニーズが高まる中、積水ハウスは、高齢者向け賃貸住宅の運営・管理を専門に行う新会社「積和グランドマスト株式会社」を立ち上げた。一括借り上げを通じて土地オーナーを力強くサポート。首都圏で展開する独自ブランド「グランドマスト」を随時全国へ拡大する。