ミニ保険なら葬儀プランとの連携も

図を拡大
横川さんのお勧めミニ保険ベスト3

最近はミニ保険も人気だ。少額短期保険とも呼ばれ、2006年の保険業法の改正で誕生した。割安な保険料で葬儀費用を準備することができるが、解約返戻金はなく、年齢とともに保険料が上がっていくので、死亡リスクが高まる高年齢での加入には向いている。また、葬儀プランと連動していたり、葬儀社を紹介してくれるものもある。

ただし、保険金額は最大300万円という制限がある。また契約は原則、1年更新で何歳まで保障が続くかは商品によって異なる。保険料も年齢とともに上がっていく。

葬儀費用の準備に向いているミニ保険をピックアップした(図参照)。基本は掛け捨てなので、死亡リスクが高まる年齢になってから加入しても十分だろう。

(構成、図版作成=向山 勇)
【関連記事】
30代から考えたい「親の相続」
二世帯住宅設計の段階から始める「相続税対策」
親が元気なうちに生前贈与の相談をもちかけたい
親に遺言を絶対書いてもらうべき9つのケース
年代別・やっておきたい相続・贈与対策