2014年10月17日(金)

トマトのお茶漬けスパゲッティ

パスタ名人の「ずぼら」クッキング[1]

dancyu 2012年10月号

文・鹿野真砂美 撮影・岡山寛司 教える人:高山大(「ラ・フォルナーチェ」シェフ)

気鋭のパスタ名人がたどり着いた、究極のレシピ。すごく簡単なのに驚くほど旨い! 目からウロコの“ずぼらレシピ”を大公開!

トマトのお茶漬けスパゲッティ

お茶漬けくらい手軽につくれて、唸るほどおいしい。

「ご飯つくるの面倒だから、お茶漬けで済ませちゃおう。まさに、そんな感覚でつくれるパスタ。話には聞いていたものの、手順を見せてもらって、あまりの簡単さに目が点になった。

「シンプルすぎる分、ポイントはしっかり押さえたいんです。トマトは塩がより浸透しやすいよう、横に半割りに。ゆで上がったパスタは、ひと呼吸置いて、麺の表面が軽く乾いたタイミングで和えること。麺表面の細かな気泡をいったん収縮させて、そこへソースをしみ込ませるイメージです」と高山シェフ。ちょっとぬるくなったパスタが、妙に和む一皿だ。

【材料(2人分)】
スパゲッティ(2mm)……160g、ミニトマト……16個、にんにく……1/2片、バジルの葉……1枝分、塩……3つまみ、オリーブオイル……大さじ2
※スパゲッティをゆでるときの塩分濃度は湯の量の1%。

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ゆで上げてひと呼吸置いたパスタとソースを、しっかりと混ぜて吸収させるべし。

【つくり方】
(1)たっぷりの湯を沸かして塩(分量外)を溶かし、スパゲッティをゆで始める。

(2)深さのある器を用意。内側ににんにくの断面をこすりつける。

(3)ミニトマトを横半分に切り、断面が上になるようにして皿に並べ、全体に塩をふって(A)5分ほど置く。

(4)トマトから水分が出たら、フォークの背で軽くつぶす(B)。

(5)バジルをちぎって入れ、オリーブオイルを入れて(C)混ぜる。

(6)スパゲッティは早めではなく、食べてちょうどいい状態で引き上げる。数秒置いて、麺の表面が少し乾いたタイミングで(5)の皿に投入。

(7)麺が完全にソースを吸い込むまで、よくからめて(D)完成。

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鹿野 真砂美