2014年7月18日(金)

ダイエット成功率90%超!「凍結トマトカレー」

dancyu 2012年8月号

文・上島寿子 撮影・石井雄司 教える人:今泉久美(女子栄養大学栄養クリニック特別講師、料理研究家)

カレーはダイエットの大敵と思っている人は多いのでは? 確かに家でつくるカレーは、カロリー高めになりがちで減量中には手を伸ばしにくい。ところが、ダイエットしていてもお腹いっぱい食べられるカレーがあるとのうれしい噂が。そんなこと、本当にできるの?

「ええ、それができるんですよ」

と断言するのは、ダイエット成功率90%以上を誇る女子栄養大学栄養クリニックの特別講師、今泉久美さんだ。

トマトをはじめ野菜の旨味が活躍するカレーはまろやかで後味すっきり。シャープな辛味が最後に立ち上がり、キリリとした生姜の風味も気持ちいい。肉にしっかりした味をつけることで、塩分を減らしても満足感の高いソースに仕上げることができる。

ならば、まず味見から。えっ、おいしい! 巷のダイエット食のように味気ないかと思いきや、コクがあり香りも豊か。なのに、エネルギー量はご飯180gを入れても525kcal。一般的なカレーに比べ、約3割もカロリーダウンだ。

今泉さんによれば、このカレーの核になるのは冷凍したトマト。その水分だけで煮込むのが秘訣なのだという。

「トマトは強い高酸化力をもつリコピンを含み、血糖値やコレステロールの上昇を抑えてくれる作用があるといわれています。しかも、旨味の素であるグルタミン酸も豊富。だから脂を減らしても、コクのあるカレーができるんですよ」

加えて、パプリカなど野菜をたっぷり使うことでボリュームがアップし、味わいも深くなる。野菜でとろみもつくから小麦粉は必要なし。そのぶん、スパイスの香りが立つなど相乗効果の連発だ。

歯ごたえのあるピクルスを添えれば、もはや無敵。野菜の力を結集した、爽やかに旨味の立つカレーなのだ。

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上島 寿子