住宅ローン返済が一番手堅い

これから株を買うなら、すでに適正価格に戻ってしまった有名企業の株よりも、まだ割安な株や、これからの成長が見込める株を仕込むのが得策です。例えば、短期売買でキャピタルゲインを狙うなら、業績の上方修正や株式分割を発表した話題性のある銘柄や値動きの大きな銘柄を仕込んで、10~20%の利益が出た時点で売却して利益をキープする方法が有効でしょう。逆に値下がりするリスクも高いですが、アベノミクス景気が続くことを期待するなら狙う価値はありそうです。

一方で、より長期スパンでの運用を考えるなら、企業のPBR(株価純資産倍率)が1以下、かつPER(株価収益率)が20倍以下の割安な銘柄や、ROE(株主資本利益率)が10%以上あるなど将来性のありそうな銘柄を選んで投資するという方法もあります。どちらを選ぶかは個人の投資ポリシー次第ですが、いずれにしろ自分がよく知らない業界の株に手を出すのはオススメできません。「よくわからない商品には手を出さない」というのは、資産運用全般における鉄則。まずはネット上の株式情報サイトで銘柄をスクリーニングして、自分の条件に適した株は何があるか見てみるといいでしょう。

もう一つ覚えておくべきなのが、株の利益にも税金がかかるということ。株の値上がり益、および配当に対しては、課税が20%。13年1月からは、さらに別途復興特別所得税が加算されています。そこで上手に利用したいのが「NISA(ニーサ)(少額投資非課税制度)」です。これは100万円までの取引の利益については税金をかけないことで、少額投資家を保護しようという制度。株をぴったり100万円で買うというのは難しいですが、株式投信なら金額指定できるため、金融機関が軒並み力を入れています。税金や売買手数料といったコストのことも理解しておきましょう。