英語をツールとして使いこなせるだけで、国際社会に通用するのか。そう疑問を呈し、より深く互いを理解し合うための「対話力」に力を入れるCOCO塾。なぜ「対話力」が必要なのか。実際にレッスンを受けている受講生にたずねた。

電話やテレビ会議などで、
スムーズに対話を交わせるようになりたい

受講生 髙瀨勇哉さん
証券会社勤務

「仕事上、海外とのやりとりが多いのですが、英語がうまく使えなかった」と言うのは、COCO塾のビジネス英会話コースに通う髙瀨勇哉さん。国際的なネットワークを有する日本の大手証券会社に勤めている。

「メールはいいのですが、電話になると相手の言うことに即答できないんです」

海外の拠点とは、メールや電話で連絡を取り合うほか、週に1度はテレビ会議がある。英語の読み書きはできるから、メールならば問題はない。

会話も、目の前に相手がいて英文を組み立てるだけの時間があれば、多少は応じられる。ところが、電話など、相手から即答を求められるような場面では、スムーズに言葉が出ない。英会話のできる同僚の助けを借りることも多い。その「もどかしさ」が受講の動機だった。

英語力を身につけようと決意してから、髙瀨さんは「名の知られる英語スクールの体験レッスンは、およそすべて受けてみた」という。

そのなかからCOCO塾を選んだのは、体験レッスンを担当したトム・シャトルワース・インストラクターの対応がとても気に入ったからだ。

「『あなたの言いたいことはこういうことですか?』『それはこういう意味?』というふうに彼は、細かい質問を繰り返して、僕の言いたいことを上手に引き出してくれたんです。」

COCO塾に通ってそんな対話を繰り返すうちに、自分の英語表現が、少しずつかたちになっていくのがわかった。つたない英語を話すことの抵抗感も薄れたという。

インストラクターからの質問に受講生が答えるといった一方的なやりとりではなく、自分の意見や気持ちを伝えることや、インストラクターを交え、受講生同士が1つのトピックについて話し合う「アクティブコミュニケーションレッスン」など、COCO塾のグループレッスンでワンランク上の対話力を学んでいった。

「COCO塾に入るまでは、英語の聞き取りも満足にはできなかったんですが、いつの間にか相手の英語がおおむね理解できるようになりました」と髙瀨さん。