保険料は世帯年収の8%も占めている。人生設計にあった保険を選び、必要以上の保障を見直すだけで、家計を多面的に改善することができる。

死亡・高度障害に備える保険は終身保険、定期保険、収入保障保険の3タイプ。

まず終身保険は一生涯にわたって設定した死亡保障額が得られる。解約返戻金があり、払込期間が終了する頃には返戻金は払った保険料の総額より大きくなる。

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掛け捨て型の死亡保障商品比べ

このタイプは値上げされる可能性が高い。

かつて大手生保はこの終身保険にさまざまな特約(この部分は掛け捨て)をセットで販売。それで重い負担に苦しむ加入者が増えた。

一方、表・図に示した、定期保険と収入保障保険は、基本的に掛け捨て型だ。

共通点は、終身保険に比べ比較的保険料が安く、「子供が大人になる(大学卒業など)まで」入る加入者が多いということ。

異なるのは保険金の受け取りが、一括(定期)か、毎月の年金型かという点だ。

収入保障は自分の死亡年齢が高いほど受け取る年金の総額は少なくなる。満期65歳で契約した場合、50歳死亡なら15年間遺族に保険金が払われ、60歳死亡なら支払期間は5年間。受け取り総額が漸減することに抵抗する向きもあるだろうが、子供が大きくなるほどに、残された家族に「必要な額」は減っていくことが多いので合理的な設計ともいえる。

「保障額の設定を少し高め、満期年齢を少し長めに設定するといいです」(CFP・畠中雅子さん)