投資信託の積立購入がしやすい会社がいい

もうひとつ大きなポイントは、「投資信託の積立購入が手軽に始められること」だ。

投資信託の積立購入とは、指定したファンドを毎月一定の額で、買える量だけ自動的に買い付けてもらうもの。多くの金融機関では毎月1万円からだが、ネット証券4社ではさらに少額で始められる。

マネックス証券では一部の投信を毎月1000円から積立購入可能、楽天証券も月1000円から、SBI証券では取扱い投信のほとんどが、月500円から積み立てられる。カブドットコム証券では毎月500円から、投信に加え、株式も積立購入できる。

このようなサービスを利用すれば、「お小遣いの一部で投資を始める」ということもできるし、株式と債券、国内と海外など、さまざまなものを同時に購入していくこともできる。

投資信託の積立購入は、少額で継続的に続ける、という性質上、老後資金づくりにも向くので、そのサービスが充実していることは、証券会社選びの重要なポイントだ。

4社の中からどこを選ぶかは、サイトの見やすさなどもチェックするといいだろう。