2014年5月15日(木)

カーシェア:プリウス保有なら10年でその差400万円!

「ラクして小銭を稼ぐ」家計術

PRESIDENT 2013年7月1日号

著者
山口 京子 やまぐち・きょうこ
ファイナンシャルプランナー

山口 京子名古屋市生まれ。フリーアナウンサーから上京を機にFPに転身。テレビ、ラジオ、雑誌などで活躍。著書に『5ステップで貯まらん人を脱出 FP山口京子式 家計簿いらずの貯まるお財布メソッド』『「そろそろお金のこと真剣に考えなきゃ」と思ったら読む本』など。

ファイナンシャルプランナー 山口京子 構成=早川幸子
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どんな節約よりも車両費の見直しを!

節約というと、食費や雑費などの流動支出に目がいきがちですが、これらの費目は単価が低く、頑張ったわりに節約効果が出にくいもの。それよりも、節約効果を実感できるのが車両費の見直しです。

車には購入費用だけではなく、ガソリン代、定期的なメンテナンス代も必要です。使っていなくても、駐車場代、保険料、税金は払います。一度見直すと家計への影響がとても大きいのです。

そこで、ここ数年広がっているのがカーシェアリング。複数の人が1台の車を共同利用するという考え方で、車の所有・維持にかかる税金、保険料、メンテナンス代、ガソリン代、駐車場代などの諸経費はすべて利用料に含まれており、会員登録しておけば、使いたいときに手軽に車を利用できます。レンタカーに似ていますが、カーシェアリングは15分単位の短い時間で利用できるのが特徴です。

2011年頃からカーシェアリングの車両台数、貸し出しステーションが増えてきたこともあり、会員数が急増しています。交通エコロジー・モビリティ財団によると、02年に50人だった会員数は13年1月時点で約29万人。貸し出しステーションも、全国に5641カ所あるようです。

実際、利用料はどのくらいか、カーシェアリングのサービスで業績を伸ばしている「タイムズカープラス」の場合で見てみましょう。まず、初期費用として会員カードの発行料1500円がかかります。このカードが車の鍵代わりになり、車にかざすとドアが解錠されます。このほか、個人会員なら月額基本料が1000円必要です。

あとは、パソコンや携帯などから予約して、15分単位で使った分だけクレジットカードで支払えばOK。利用料は車種によって異なり、マツダのデミオ、トヨタのプリウス、ホンダのフィットなどは15分200円。BMWやアウディなどハイクラスの輸入車などは15分400円となっています。

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