便秘は苦しいだけでなく、肌荒れや吹き出物などの肌のトラブルを引き起こしたり、高血圧を悪化させたりします。また便秘は大腸ガンの原因になるとも言われています。

健康の第一条件は快便から始まる、と言っても過言ではありません。

しかしご安心を。腹筋の衰えが原因の便秘は、実は治すのも簡単です。

弱った腹筋を強化すればよいのです。腹筋を簡単に鍛えられる効果的な運動を紹介しましょう。

それが「つま先づかみ」運動です。

床に腰を下ろして足を伸ばし、両足のつま先を両手でつかむだけ。腹部の運動にもなるので、早い人ですと、その日のうちに便秘が治ったり、あるいは改善する即効性の高い運動です。ぜひ、やってみてください。

なお、この運動は柔軟体操ではなく、腹筋強化が目的ですので、つま先をつかめなくてもかまいません 両手をできるだけ伸ばし、上体を前に倒すだけで、十分に腹筋強化の効果が得られます。このほか、腹筋の衰えが原因の便秘に効果的なのが「あおむけ自転車こぎ運動」です。これも腹部の筋肉を鍛える運動です。この体操はすべて寝た状態で行います。集中的に腹部の筋肉を鍛えるにはこうした姿勢で行う体操が適しているのです。

便秘に悩んでいる人は空いている時間にこれらの腹筋運動をこまめに行ってください。1週間、2週間と続けていくうちに次第に便秘が改善あるいは解消されるでしょう。

なお40歳を超えると年とともに筋肉が弱くなっていきます。現在は、便秘に悩んでいない人も今後の予防のために、腹部の筋肉を鍛えておくとよいでしょう。

特に下腹が出てきて中年太り体型の方は要注意。腹部の筋肉が衰えている証拠です。

※本連載は『太ももを強くすると「太らない」「超健康」になる』(宮崎義憲 著)からの抜粋です。