出張の長距離移動が
東海道新幹線で効率アップ

いよいよ春の到来。異動のシーズンでもある。なかには出張が多い部署の一員となった人もいるだろう。長距離移動の効率が仕事の成果にも影響する──今後は身をもって感じるのではないだろうか。

東海道新幹線は、まさにその効率アップをサポートしてくれる移動手段の一つだ。運行本数は1日に300本以上。下り・上りとも1時間に最大10本の「のぞみ」が走る。煩わしい手続きなく乗り降りできるのも新幹線の長所。しかも主要な駅は各地域の中心地に近く、「新幹線に乗るための移動」にも苦労しない。さらに新幹線内での時間が単なる移動時間にならないことも、多忙なビジネスパーソンにはうれしいところだろう。車内でPC作業がしやすく、デッキでは携帯電話の通話ができる。移動中もしっかり仕事を進められるのだ。

出張の頼もしい味方である東海道新幹線。それをいっそう強力な移動手段にするサービスが「EX予約」だ。指定席の予約や変更をケータイ・スマホ・PCから行い、専用のICカードを改札機にタッチするだけで乗降車できる。と、ここまでは知っていても「案外手間がかかるのでは?」。そう考えている人がいるとすれば、心配は無用だ。予約サイトにログインし、画面に従って選択、操作するだけでOK。行き先などを文字で入力する必要もない。

予約時には、画面上のシートマップから、好みの号車、席を選ぶこともできる(※1)。そのうえ紙のきっぷと異なる大きなメリットは、「予約の変更が、発車直前(※2)まで、何度でも、無料で、ケータイ・スマホ・PCから行える」ことである。出張には現地でのスケジュール変更がつきもの。しかし「EX予約」なら駅へ向かうタクシーの中でも操作は可能だし、駅の窓口や券売機の列に並ぶ必要もない。ひときわハードだった出張から戻るときには「グリーン車に乗れたら……」と思うことがあるだろう。それも「グリーンプログラム」が実現してくれる。「EX予約」で乗車するたび、区間に応じてポイントが貯まり、グリーン車へのアップグレードができるという特典だ。ポイントには有効期限などの条件があるが、例えば、東京─新大阪を「のぞみ」で6往復すると、その累計ポイントでグリーン車に1回、普通車指定席料金で乗ることができる。

また「EX予約」には、1年中会員価格という利点もある。決済のため「JR東海エクスプレス・カード」等のクレジットカードの入会が必要だが、例えば、東京─新大阪間を1往復するだけで、カード年会費(1000円・税抜)よりも、1年分の割引額のほうが大きくなる。

※1 残りの座席数が少ない場合、この機能は使えないことがあります。
※2 改札入場前またはきっぷのお受け取り前かつ予約した列車の発車時刻前(変更前の列車発車時刻の直前かつ変更後の列車発車時刻の6分前)に限ります。