[蕎麦]赤間茶屋 あ三五

――二八、十割、更科から変わり蕎麦まで。蕎麦好きにはたまらない

下関の名店が、2004年に福岡市へ移転。基本はおまかせの蕎麦懐石コースとなり、写真はその一部だが、単品で蕎麦、料理の注文も可。コースは好みや予算、体調などを主人と相談して決める。飲み物はビールと日本酒(〆張鶴と久保田)、焼酎はなし。

福岡県福岡市中央区白金1-4-14 TEL/092-526-4582
営業時間/11:30~21:00 月火休
カウンター12席 カード不可 禁煙 予約が望ましい

【1】海苔と山葵、キリッとした汁のみで蕎麦本来の旨さを味わう。「最後はいつも花巻」と檀さん。1200円。

 


【2】江戸時代から続く56種の蕎麦切りのひとつ銀杏蕎麦。蕎麦に練りこまれた銀杏の香りが喉から鼻へふんわり抜ける。季節限定。

【3】全国から仕入れる旬の食材を使った天ぷら盛り合わせ。根つきネギは、葉の部分の香ばしさと根についた髭のさくさくの食感が楽しめる。

【4】山形産なめこがたっぷりと入ったなめこそば。最近では滅多に食べられない天然なめこの濃厚な大地の香りにびっくり。

【5】蕎麦がき、フグの皮と薬味を、煮こごりでまとめたひと皿。「蕎麦料理は出汁さえしっかり作っていれば、何が素材でもおいしくできるんです」と主人の磯部久生さん。