2014年1月27日(月)

口にするだけで悪運を招く「残念な口ぐせ」

PRESIDENT 2014年2月17日号

著者
山崎 将志 やまざき・まさし
ビジネスコンサルタント

山崎 将志1971年愛知県生まれ。94年東京大学経済学部経営学科卒業後、アクセンチュア入社。2003年独立後、知識工房、アジルパートナーズ、カジタクなど数社の事業を立ち上げる。『残念な人の口ぐせ』など著書発行部数は累計100万部を超える。

ビジネスコンサルタント 山崎将志 構成=伊藤左知子 写真=AFLO
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「残念な人の口ぐせ」レーダーチャート

あなたは、次のような言葉を何気なく口にしていないだろうか。チェックしてから読み進めてほしい。

□弱点を克服したい
□じゃぁ、みんなで話すか
□……したのに
□人が足りません
□いつかは起業したい
□どうしたらいいですか?
□あいつ、使えない
□要は、こういうこと?
□ここだけの話だけど
□俺、寝てないんだよ
□でもさ……
□あー、私もね

「残念な人」をつくる言葉

頑張っているものの、効率が悪かったり、優先順位が間違っていたりで、なかなか成果が出ない。高学歴でけっして頭は悪くない。それなのに、仕事ができない。こういう人を私は「残念な人」と呼んでいる。

残念な人には、その人を残念にしてしまう「口ぐせ」がある。それをまとめたのが図のチェックリストだ。

例えば、「じゃあ、みんなで話すか」が口ぐせの人は、問題解決力がないと考えたほうがいい。本当は自分が決めなければいけないことを決められないから、みんなで決めて、何かあったときの保険をかけているだけである。このタイプの人がよく口にする「みんなで考えたほうが、アイデアが出るから」という言葉は裏を返せば、「自分にアイデアがないからメンバーに出してもらいたい」という意味である。

会社のやり方や、上司の方針に不満を持つ人が、「ビジョンが見えません」ということがあるが、これも問題解決力が欠けている人に多い。この言葉にはかっこいい響きがあるが、これほど無責任な言葉もない。だいたいそういうことをいう人は、自分自身に明確なビジョンがない。もし、ビジョンを持っているのであれば、そのビジョンに基づいて、会社の業績を上げる提案と努力をすればいいだけの話。会社や上司にビジョンがないと嘆く前に、自分自身に果たしてビジョンがあるのか考えてみるといい。

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