2014年1月20日(月)

出身大学は人生にどれほど影響するか

PRESIDENT 2012年10月15日号

著者
山内 太地 やまうち・たいじ
フリーライター・大学研究家

47都道府県11カ国および3地域の873大学1163キャンパスを見学し、日本国内の4年制大学780校(2012年度現在)は、すべて訪問。執筆や講演で活躍。『アホ大学のバカ学生』など著書多数。

執筆記事一覧

大学研究家 山内太地=文 浮田輝雄、武島 亨=撮影 AFLO=写真
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1970年代就職組

今回のアンケートでは、年代ごとに周りから見て「就職時に勢いがあって幸せそうな人」と、「今も幸せそうな人」の出身校についても聞いた。

70年代入社組は、男性は早稲田、慶應、京大、東大などが上位を占め、日本、近畿、同志社などの大規模な伝統校が並ぶ。入社時よりも入社後40年を経た「今の幸せ度」のほうが高い中央、立命館、上智などは、入社後に伸びる大学といえる。

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1980年代就職組

女性は女子大が強いが、入社時と今で顔ぶれが入れ替わっているのが興味深い。つまり就職時の元気度と現在の幸せ度が結びついていないのだ。

80年代入社組では、男性は引き続き手堅い伝統校が上位を固める。そこに亜細亜がランクインしているのが時代を感じさせる。女子は70年代同様、入社時と今で入れ替わりが激しい。

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1990年代就職組

90年代には明治が入社時の幸せ度で初めてベスト10入りし、女性は青山学院、上智、立教など、女性イメージの強い共学大学が就職時のランクが高くなっている。しかしそれが、今の幸せには繋がっていない点が注目される。やはり名門女子大にくらべ、社会的地位の高い卒業生がまだ少ないためであろう。

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