時価総額10兆円以上(1ドル=81円で計算した場合)の会社は世界じゅうに36社ほどあるが、このうち18社がアメリカで、中国は6社と2番目に多い。ちなみにイギリスが5社(うちオーストラリアとの2元上場会社が2社)、スイスとブラジルが各2社、日本はトヨタ1社のみがランクインで、韓国はゼロ。

中国企業の時価総額が上がったのは、べつに不思議なことではない。時価総額とは、会社の利益が未来永劫続くとして、それを現在価値に割り戻したときの総和である。現在ではなく将来の評価なのだ。

つまり、中国の会社は仮に現在の利益が100億円だとしても、将来はもっと増えるだろうと多くの投資家から期待をもたれた。だから時価総額が大きくなっているのだ。