国策といえば、「夢の原子炉」高速増殖炉やプルサーマルも国策である。使用済み燃料の中からフェニックスのようにプルトニウムが再生し、これを循環させれば、日本のエネルギー問題よ、さようなら。だから国策としてやりなさいというのが日本の政策である。

これをオモテの国策とするなら、実はウラの国策がある。プルトニウムを抱えていれば、90日で原爆が作れる。だから、国内に使用済みのプルトニウムを貯蔵して持っておくこと自体が日本の抑止力になり、安全保障になるという理屈である。日本は唯一の被爆国として非核三原則を掲げているが、それに抵触しないで核武装の能力だけは備えておく、つまり、90日で原爆を作る能力のある「ニュークリア・レディ」国なのだ。