サブプライムローン問題は、そもそもアメリカの低賃金労働者が、借金をして家を購入しはじめたことから起こったのだが、もともと銀行からお金を借りて次々と家を買い換えるのは、アメリカのホワイトカラーにとってはふつうのことだった。家を買うことは銀行に自分の資産を預けるより、かなり割のいい投資手法だったからだ。

計算をすればすぐにわかる。不動産価格が毎年2割ずつ上がっているなら、たとえ住宅ローン金利が4パーセントでも、借りて家を買ったほうが明らかに得だからだ。