ここ数年、世界市場で韓国企業が著しく台頭し、多くの分野で「日韓逆転」が起きている。

たとえば、薄型テレビの2009年の世界シェアは1位がサムスン電子、2位がLGエレクトロニクスだ。携帯電話も首位のノキアを2位のサムスン電子、3位のLGエレクトロニクスが追い上げている。

なかでもサムスン電子の2009年の売上高は過去最高の約10兆6800億円に達し、電機メーカー世界一の座に就いた。連結営業利益は約8700億円で、これは日本の電機メーカー各社の2010年3月期営業利益見通しの合計を約2300億円も上回っている。

躍進する韓国企業と低迷する日本企業――。なぜ日本企業は韓国企業の後塵(こうじん)を拝するようになったのか? 最大の理由は、日韓の「人材格差」にある。