21世紀に入ってから、世界のお金の流れがガラリと変わった。先進国の民間資金が直接、新興国の株式市場などに、すなわち民から民に資金が流れるようになったのである。

当初、お金が集まったのは資源国だったが、5年ほど前から人口5000万人以上、国民の平均年齢が25歳から30歳前半、教育水準が比較的高いといった国が注目を浴びるようになった。情報化革命によって教育を受けた人間がいちばんの“資源”になったからだ。