もともと韓国は、国民の結束が強固なように見えて、実は他に類を見ない“分裂国家”である。国を出たがる若者が山ほどいて、アメリカなど海外に移住する人の数は日本とは比較にならないほど多い。また、経営者、労働組合、政治家、マスコミが、それぞれを激しく攻撃し合い、伝統的な地域間の対立も深刻だ。

それほどまとまりのない韓国が、なぜ急に大躍進したのか? そこには、10年後、20年後の国家のグランドデザインをどう描くかという視点が絡んでくる。