2013年11月21日(木)

なぜ、20代の貯金が自分の人生を左右するのか

「年収1億円」稼ぎのエッセンス 第14回

PRESIDENT BOOKS /PRESIDENT Online スペシャル

著者
江上 治 えがみ・おさむ
株式会社オフィシャル 代表取締役

1967年生まれ。有名プロスポーツ選手から経営者まで、年収1億円超えのクライアントを50名以上抱える富裕層専門のカリスマファイナンシャルプランナー。サラリーマン時代には大手損害保険会社、生命保険会社の代理店支援営業における新規開拓分野および売上達成率で、全国1位を4回受賞。損保会社では最短、最年少でマネジャーに昇格。生保会社でも最短でのマネジャー昇格を果たす。独立後は、保険営業を中心としたFP事務所を設立。人脈ゼロ、資金ゼロから1000名を超える顧客を開拓し、これまでに通算600億円の保険契約を獲得。著書にベストセラーとなった『年収1億円思考』がある。

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株式会社オフィシャル 代表取締役 江上 治
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 20代は仕事の基礎を身につけ、ビジネス人生の土台をつくる時期である。与えられた仕事や目の前の仕事に一生懸命に取り組みながら、基本的なスキルや仕事のやり方を学んでいく。

そして、30代から40代で、専門性や強みを武器に、自分というブランドで勝負する。

その勝負のかけ方は人それぞれだが、ひとつは、独立して自分で事業をはじめるというやり方がある。

事業の立ち上げには、いうまでもなく資金が必要だ。このスタートダッシュがうまくいかないと事業を大きくすることは難しくなる。

一方で、技術と知識を武器に、会社で勝負を続けていくという生き方もある。そのときには、ほかの専門能力をもつ人たちとの連携や協力も不可欠だ。そういったネットワークのなかで自分を生かしていくための人脈も必要だろう。勉強や人脈づくりにはお金がかかる。

したがって独立するしないにかかわらず、20代の時期は、30代以降で勝負するための資金的な土台をつくることを意識する。貯金に励むのである。

私がおすすめする目安は、給料の4分の1の貯金。20代のうちに最低でも500万円、できれば800万くらい貯めたい。給料の4分の1を天引きして別口座で管理するのがいい。お金はあれば使ってしまうものだから、給料の4分の1は最初から存在しないものとして、残りのお金で生活するのだ。

当然、生活を切り詰めることになる。その対象のひとつは固定費だ。

たとえば、住む場所にもよるが、独身の若者が、都内で家賃9万円の部屋に住む必要があるかといえば、私にはそうは思えない。7万円の部屋に住んで、月2万円を浮かせれば、2年で約50万円の貯金ができる。

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