アービトラージとは単純に言ってしまえば、何かモノを買う場合、ある売り手をもう1つの競合と競わせ、製品やサービスの価格を継続的に下げつつ品質を上げさせることである。しかも、それはコントロールや交渉を通じて行うのでなく、単純に選択を通じて行われるのである。

もし、これまでの供給業者に不満があれば、もっと束縛のないやり方をしてくれる新しいパートナーを見つけることで、問題を除去するだけなのだ。足枷となるこれまでのパートナーたちを見捨ててしまう結果、1部の人たちを落胆させたり、中間に入っていた仲介業者を中抜きしたり、といったように、これまで慣れてきたやり方を変えなければならないのかもしれないが、そうすることから得られる節約の効果のほうがはるかに大きい。だから、こうした新しい選択が必要なのだ。