少子高齢化の進行とともに日本の医療費は増大の一途をたどっている。2009年度の国民医療費は36兆円を突破し、前年度比3.4%増は、過去最高の伸び率である。

特に70歳以上の医療費の伸びが顕著だ。1997年度と比較すると、65歳未満人口における総医療費は、約15兆4000億円から約16兆1000億円へと7000億円増加した。そして70~74歳における総医療費は、約3兆2000億円から約4兆3000億円へ増加し、1兆1000億円も増加している。さらに75歳以上に至っては4兆5000億円もの大幅増だ。