橋下市長を見ていると政治的な権力闘争の動きが強すぎるように思える。たとえば関西電力(関電)に対してのケンカだ。民主党も自民党も「脱原発」を掲げる器量と勇気がないのをいいことに、橋下市長は、国民受けするアジェンダを打ち出して1人で突っ走っている。

現在、大阪市は関電の株を9%持っているが、2000億円近くあった同社の株の価値が、この1年の一連の騒動で、1000億円に下がってしまったのだ(2012年6月時点)。そのうえ、今後、大阪市の株主提案によって、関電が脱原発を余儀なくされればどうなるか。