だいたい日本の観光旅行の基本パッケージは、いつまで経っても「1泊2食付き」が原則だが、日本の旅館に泊まる外国人が一番困るのはこれだ。欧米では朝食が部屋代に付いているぐらいで、夜の食事まで縛られることはない。彼らはディナーを大事にしているから、宿泊施設近辺の美味しいレストランをしゃかりきになって調べる。そこでゆっくりディナーを楽しんで、夜もふけてからホテルに戻ってくる。それなのに旅館で、しかも半ば強制的に夕方6時、7時に食事を取らされるのだから迷惑千万のサービスとなる。