「観光立国の実現」は、2010年6月に閣議決定した政府の新成長戦略のスローガンの1つだった。同年に日本を訪れた外国人の数は約860万人。これを10年後の20年初めまでに2500万人、将来的には3000万人にまで増やそうという目標を掲げたわけだ。

しかし、3.11以降、外国人観光客の数は激減し、日本政府観光局の発表によれば11年3月の訪日外国人数は前年同月比50.3%減で過去最悪の落ち込み幅を記録。震災後の3月12~31日にフォーカスすれば73%減となり、ほとんど壊滅状態だ。