都市の制約のなかでも、自然を取り込んだ開放的な3階・4階建てを実現してくれる積水ハウスの「ビエナ」。光と風をデザインした、スローリビングやピロティバルコニーは、誰もが心地よく過ごせる場所だ。

光と風を享受しながら
ゼロエネルギーをめざす

都心とは思えないほどの開放感を満喫できるスローリビング。2層分の吹き抜けとピロティバルコニーで、窓外に広がる青空を望む。
ピロティバルコニーは快適な半戸外空間。

都市のなかでも、自然の光と風を感じながら暮らしたい。そんな願いをかなえてくれるのが、積水ハウスの鉄骨3階・4階建て住宅「ビエナ」。高層ビルにも用いられる重量鉄骨ラーメン構造を住宅向けに進化させ、極めて自由度の高い設計を可能にしている。

上の写真は、渋谷展示場ビエナ青山コレクション。のびやかな吹き抜けの大空間、「スローリビング」が印象的だ。吹き抜け前面の大開口から、自然光がたっぷりと差し込む。その外には、2層分の高さを持つピロティバルコニーが続く。そこは光と風のあふれる半戸外空間。内と外をゆるやかにつなぎつつ、プライバシーをほどよく守ってくれる。

さらに、この青山コレクションのもうひとつの特徴はいわゆる「ゼロエネルギー住宅」であること。高い断熱性と最新の省エネ設備に、太陽光発電システムによる「創エネ」を組み合わせることで、エネルギー収支ゼロを目指している。

ピロティバルコニー上部に面した3階主寝室。

大きな開口部は、ともすると空調の弱点になりかねないが、 しかしビエナは、家全体の高い断熱性能に加え、遮熱コーティングガラスの高断熱サッシの採用などで、 開放的な吹き抜け空間でも1年を通じて快適に過ごせる。なおかつ、日光の取り入れ方や風の通り道を考えつくしてプランニングされているから、自然の恵みを存分に享受しながらエネルギーの消費量を抑えることができるのだ。

現在、積水ハウスでは、創エネと省エネでエネルギー収支ゼロを目指している「グリーンファースト ゼロ」の普及を推進中。2014年度には新築戸建て住宅の60%への搭載を目標に掲げている。