2013年10月12日(土)

手帳の選び方、ITとの使い分けをどうするか?

「ムダ、先のばし、大慌て」を治すコツ【3】

PRESIDENT 2011年10月31日号

村上 敬=構成 澁谷高晴、的野路弘=撮影
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手帳の選び方、1週間の組み立て方法、自分の軸のつくり方……。時間管理の達人たちが試行錯誤の末にたどりついた実践的なテクニックと、その背景にあるセオリーを披露する。

▼太田彩子さんのメソッド

スケジュール管理にスマートフォンは欠かせません。具体的な仕事の予定から、誰かに電話するといった小さな作業まで、何かToDoが発生したらその場でスマートフォンを取り出し、「Nozbe」というToDo管理ソフトに入力していきます。以前は手帳にメモしていましたが、満員電車の中だと広げづらく、慌ててペンを落としたことがありました。その点、スマートフォンはすぐ取り出せて、操作もしやすいので気に入っています。

予定を頭の中だけで処理しようとすると、「いつやればいいのか」「そもそも自分がやったほうがいいのか」といった問いが無意識のうちに何度も繰り返され、それがストレスへとつながっていきます。どんな些細なことでもToDoをつくり、いつやるのかを決めて可視化してしまえば、ToDoを忘れることができます。あとは「Nozbe」が秘書のように締め切りが近くなるとポップアップで教えてくれるので、それまで目の前の仕事に集中していればいいのです。

ただ、手帳はいまでも併用しています。私は心配性なので、ツールは何でも2本立て。スマートフォンもiPhoneとAndroidの2台を持ち歩いているし、名刺入れもつねに2つ持ち歩いています。デジタルが圏外で使えなかったり故障すると困るので、アナログの手帳も使い続けています。

アナログを併用するのは、脳を活性化させる目的もあります。デジタルは左脳的ですが、手帳への手書きは右脳的。両方を活用したほうが脳も刺激を受けて、情報処理能力が高まるような気がします。

太田彩子(ベレフェクト代表取締役)
早稲田大学卒業後、リクルートに入社。企画営業として社内MVPを3度受賞。2006年ベレフェクト設立。現在は女性営業の育成に特化したコンサルタントとして活動。支援した女性は4万人以上。著書は『1億売るオンナの8つの習慣』ほか。

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