行政大改革はここで例示した「第2次廃藩置県」や階層の短縮だけでなく、OA機器などを用いた事務手続の簡素化、許認可項目そのものの削減、印鑑などの古い慣習の廃止、等々たくさんの切口がある。問題はこれらのアイデアが出てきたときに、「なぜできないか」ということばかり言う「役人」の権限を奪った形で改革が進められるかどうかである。「改革の殺害者」を放し飼いにしておけば、人は次から改革のアイデアをだんだん出さなくなる、というのが通例である。