なるほど経産省の買収防衛指針は、外資系ファンドからの買収攻勢にさらされたブルドックソースを裁判所と二人三脚で救うことはできた。それは誠にご同慶のいたりだが、1社が生き延びた陰には累々たる中小・零細企業の骸が転がっていることを忘れてはいけない。まさに、「一将功成りて万骨枯る」という言葉を地で行くような話である。この経産省「民族派」は、せっかく民営化して上場した電源開発(J-POWER)に外資が10%入っただけで大騒ぎした。このときはさすがに世界中の投資家、そして日本のマスコミにもかなり批判されている。