日本人は、「えっ、なぜ?」という質問をしない。かかえている問題に対して、創造的解決を準備しようとしない。全部かかえこんで、「困った、困った」といっているのではしようがない。困りながら、苦渋にみちた生活を甘受してしまう。不便をガマンすることを美徳とする、ときの為政者にとってつごうのいい姿勢を植えつけられたまま2000年の歴史が過ぎた。その姿勢をそのまま現代まで伝承しているところに基本的な問題がある。