日本人は貯蓄性向が高い、といわれているが、それは老若男女合わせたときの平均である。いまの若者はローン社会で育っているので必らずしもこと金銭のことになると「日本人的」ではない。現実にローンの支払いができない人が金融機関のコンピュータの中には700万人分もブラックリストとして載っている。これは就業人口の12パーセントに匹敵するし、(夫婦で逃げている人もあろうがもしこれを世帯に換算すると)5軒に1軒は借金の返済で赤信号がともっていることになる。