国も民族も言語も混在しているヨーロッパでは、有名大学を出ただけではどこも雇ってはくれない。就職試験の面接は「あなたの経歴の中で、何か履歴書に書いてない特筆すべき経験がありますか?」という質問からスタートする。

そこで評価されるのは、ボーイスカウトで2年目にヘッドになった、野球部のマネージャーを務めて部費を預っていた、NPOであるプロジェクトを提案し実践した、というようなリーダーシップなのである。資格や免許などの定量的なものではなく、定性的に物語として語ることのできるリーダーシップの経験が22歳までに5つはないと、ヨーロッパの有名企業では採用してもらえない。