たとえば前述した「死ぬときの資産額」では、イタリア人がゼロならアメリカ人の資産のピークは48歳で、このあと徐々に資産を減らしていく。これは、日本人が死ぬまで資産を増やしていくのとは好対照であり、これこそがライフタイムを見据えた資産の効果的運用である。

一方、アングロサクソンの世界では、相続税がほとんどないので、貯えたものを次の世代に受け継がせることができる。つまり、資産に関してはものすごく継続性が高い。だから、ファミリーは必死になって子供に資産運用について教え、その教えが継承されていく。