アメリカの場合、20万ドルで家を買い、改修に同じ額だけ投資したとすると、家の代金は貯蓄の一形態、改修費用は消費と見なされる。その家を売る時には、少なくとも40万ドルで売れると期待できる。したがって、改修に「消費」した分も、実際は「貯蓄」と同じことになる。しかし日本では普通、住宅を転売したい時、買い手は改修への投資を評価してくれない。価値があると思われているのは土地だけである。したがって、改修に使った20万ドルはほんとうに消費になってしまう。