2008年の「金融危機」以後、世界がリセッションに入ったのは間違いない。とくに震源地のアメリカは株安が止まらず、景気は明らかに後退局面に入り、その影響でいままで好調だった中国やインドなどを含む世界中の株価が下落している。

ところが日本では、そのアメリカ以上の株安となり、まさに「日本株1人負け」という状態になってしまった。

ただし、この状態は2007年からすでに始まっていた。

2008年3月の決算期末の日経平均株価は1万2525円54銭で、2007年の3月期末が1万7287円65銭だったから、約5000円も下げて2007年度の下落率は27.5%に達していた。

これは当時、アメリカのダウが年間では1%強の下落に留まり、上海総合指数はそれでも9.1%上昇していたことを見れば、明らかに異常だった。