アメリカでは借金をして家を買う傾向が強いが、日本では転売価格が低いため、十分にカネを貯めてから買う。家も貯蓄の一形態だと考えるアメリカ流に、貯蓄に消費者信用を加えると、日米の数字はほとんど同じになる。可処分所得に対する比率は、ともに29パーセントだ。ただ、同じ住宅への支払いのタイミングが違うだけである。日本人はあとで払うから、統計上の貯金が多くなる。アメリカ人はいま買って、あとで払うから、将来から借金をすることになる。さらに、住宅ローンなどを借りる場合、日本ではアメリカよりはるかに多額の頭金を用意しないと、銀行は貸してくれない。