日本人は「もし収入が減ったらどうするか」といった仮定法による会話が苦手である。というのは、コミュニケーションの取り方が下手なために、仮定法で話したとたんに喧嘩になってしまうからだ。

「昇進・昇給がないかもしれない」という仮定の話をすると、妻に「あなた、そんなこと考えてるの。意気地なしね」「こんなに情けない男だとは思わなかったわ」「あなたのほうが、同僚のAさんより仕事ができるのだから、昇進できないのはおかしいわ」と“口撃”される可能性もある。