巨大トレーダーには、国情のちがいなどは「最適解」を求める際の単なる境界条件にすぎない。「利益」の2文字のみを追求し抜くこうした人々によって為替レートは乱高下をつづける。いま、世界の浮浪児となった金融資金は、哲学や理念をもたない、IQの低い怪物なのだということを覚えておく必要がある。